JLPT(日本語能力) 予想問題
「N1レベル」2024年12月公開
問82 (文法(文章の文法) 問2)
問題文
経済が成長した。( )、貧富の差も拡大した。
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問題
JLPT(日本語能力)試験 「N1レベル」2024年12月公開 問82(文法(文章の文法) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
経済が成長した。( )、貧富の差も拡大した。
- しかも
- 一方で
- したがって
- とはいえ
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、前の文章と後ろの文章をつなげる言葉が入ります。
文章の意味が通るように言葉を選んでみましょう。
この問題の正解は「一方で」になります。
他の選択肢と比べてみていきましょう。
「しかも」は「そのうえ」・「さらに」と同じ意味の言葉です。
良い内容には良い内容を、悪い内容には悪い内容をさらに追加する言葉です。
「経済が成長した。しかも、貧富の差も拡大した。」は経済が成長したことは
良い内容ですが貧富の差は良い内容ではありません。
文章の意味が通らないので不正解です。
(例文)
・彼女は優しい。しかも面白い。
・彼は遅刻した。しかも連絡もしなかった。
「一方で」はあることを行うのと並行してという意味がある言葉です。
「経済が成長した。一方で、貧富の差も拡大した。」は経済が成長したことと並行して
貧富の差も拡大した。という意味になり、文章の意味が通るので正解です。
「したがって」は「だから」・「そのため」・「その結果」と同じ意味の言葉です。
「経済が成長した。したがって(だから)、貧富の差も拡大した。」は
文章の意味が通らないので不正解です。
(例文)台風が接近している。したがってイベントは中止になった。
「とはいえ」は「そうはいっても」・「しかしながら」と同じ意味の言葉です。
逆説を表す言葉です。
「経済が成長した。とはいえ(そうはいっても)、貧富の差も拡大した。」は
文章の意味が通らないので不正解です。
(例文)日本語は上達した。とはいえ、まだ自然に話せるわけではない。
短い言葉でも、まちがえると文章全体の意味がわからなくなります。
意味をかくにんしていきましょう。
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02
2つの文章が続くときに、意味がおかしくならないものを選ぶ問題です。
接続詞は短い言葉ですが、それぞれに意味があるため、
言葉の意味やニュアンスを正しく理解しておくことが大切です。
では、問題をチェックしてみましょう。
「しかも」は、前述に付け加えるときに使う言葉です。
ポジティブな前文にポジティブな後文、
ネガティブな前文にネガティブな後文が続くときに使います。
「経済が成長した」はポジティブ、
「貧富の差も拡大した」はネガティブなので、この答えは間違いです。
「一方で」とは、「もうひとつの側面として」という意味で使う言葉です。
前述とは反対の印象の内容を後述するときに使います。
「経済が成長した」はポジティブ、
「貧富の差も拡大した」はネガティブなので、この答えが正解です。
「したがって」は、「だから」と同じ意味です。
必然的な結果になったときに使います。
経済が成長することと、貧富の差が拡大することは
必然的な結果ではないため、この答えは間違いです。
「とはいえ」とは、「とは言うものの」と同じ意味です。
前述の内容を認めつつ、前述の内容をすべて肯定するわけではないときに使います。
文章全体の意味が通じないため、この答えは間違いです。
短い言葉でも使い間違えると、文章全体の意味が通じなくなってしまいます。
短い言葉でも、それぞれ意味があるので注意しましょう。
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